会社のオフィスはビルの23階フロアにあるんですが、先週、試しに、階段で登りました。
10階くらいで一度「限界」って感じるんですが、ペースを落として登ると、何とか15階くらいまで来れる。
そこから先は、ランナーズハイみたいな感じで呼吸を一定に整えながら無心に登ると、あと3階、あと2階というふうにいって、ついに23階までたどり着きました。
その日は朝から有酸素運動したせいか、ずっと頭が冴えてましたね。 いいこと見つけたなあ。
さて、
2月20日から、アメリカのフロリダにて、第14回Advances in Genome Biology and Technology、通称AGBT(http://agbt.org/about.html)という学会があります。
残念ながら私は行がないんですけどねえ。まあ、雰囲気だけでも、味わいたい。
このようなチラシが会場で配られるはずです。
プレゼンは後にWebで公開される予定だそうです。 その時はお知らせします。
また、Pacのブログやツイッターでも語られる予定。
ポスターは、日本からもアセンブリやエラー補正、サンプルプレップ関連のテーマがありますね。
出席する方、どうぞ楽しんできてください。
2013年2月18日月曜日
2013年2月4日月曜日
PacBio「本社の」ブログ
突然ですが、子供の時に読んでおけば良かった、と思う本って、ありますよね。
冒険ものや夢の国を題材にした本。 「海底二万マイル」「トムソーヤの冒険」
成人してから読んでも、それはそれで面白いんでしょうが、きっと感動が違いますよね。
ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」って読んだことありますか?
「不思議の国・・・」の方は小学生時代に読んでいたのですが、こちらは成人してから読みました。
その中に、赤の女王、というキャラクターが登場します。
「この場所にとどまりたければ、全力で走りなさい。別のところに行きたければその2倍の速さで走りなさい」と言います。
"Now, here, you see, it takes all the running you can do, to keep in the same place."
"If you want to get somewhere else, you must run at least twice as fast as that!"
この文句は進化生物学では有名で、「赤の女王仮説」と言うそうです。
いろいろな解釈があるそうです。興味のあるひとはググってみて下さい。
しかし、一般的には、この赤の女王の言うことは、我々現代人全てに共通することのように感じます。 つまり、現代社会に生き残るためには全力で頑張らなければならない。 他人より一歩リードするには2倍頑張らなければならない!
受験、スポーツ、資格、ビジネス、研究、どれにも共通する。
次世代シーケンサーの分野もそうです。
変化がとにかく速いので、追いつくにも大変です。
「ショートリードの憂鬱」に書かれていることはもう古い! 参考にしてはダメです(笑)
できるだけ新鮮な情報を、その都度得ていないといけません。
NGS現場の会とか、たくさんの知が集まるところや、もっと小さいグループ単位での勉強会も必要でしょう。
話は変わりますが、1月からPacBio本社がブログを始めています。
会社のブログなので、「Pacすごいぜ」的な話ばかりです。
http://blog.pacificbiosciences.com/
もちろん英語ですが、内容はプレスリリース的なことやバージョンアップの話が書いてありました。
最新の情報はここでも得られるでしょう。
しかし、あくまで会社のブログということを心に留めておいてください。
私のブログは個人のブログです。ですので、一部、PacBioブログと見解が異なることもあるでしょう。
「わずか1ヶ月で1,600ページビューあった!」と現場では喜んでいるそうですが、まだまだ。
「パックマンの挑戦は日本語なのにひと月平均1,800ページビューあるんだぞ」って言ってやりたい。(控えめな数字です)
でもPacBio本家のブログで書かれていることは、ちゃんとフォローしないといけませんね。
例えば100K Foodborne Pathogen Genome プロジェクト(http://100kgenome.vetmed.ucdavis.edu/)への参加、なんて、実はすごいことなんですが(実際Pacの株価もこのアナウンス後に上昇)、あまり日本では話題になっていませんので書いてませんでした。
UCデービス校と協力して、サルモネラ、カンピロバクター、大腸菌、といった食中毒関係のバクテリアのゲノムを片っ端から読んでいくプロジェクトで、とっかかりの1000株についてはPacBioのマシンがFDAのお墨付きを得たそうです。
バクテリアゲノムのアセンブルは得意中の得意ですからね。
また、今度、「生物情報若手の会@岡崎(3/1~3)」で喋ることになりました。
若手の皆様方に、PacBioの「すごいぜ」から「まあここはちょっと」的な話まで、できるだけ正直に話します。 営業トークは一切無しで。
まだ1ヶ月ありますが、この間でもアップデートはどんどん出てくるのでそれも、出来れば話したいですね。
お楽しみに。
冒険ものや夢の国を題材にした本。 「海底二万マイル」「トムソーヤの冒険」
成人してから読んでも、それはそれで面白いんでしょうが、きっと感動が違いますよね。
ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」って読んだことありますか?
「不思議の国・・・」の方は小学生時代に読んでいたのですが、こちらは成人してから読みました。
その中に、赤の女王、というキャラクターが登場します。
「この場所にとどまりたければ、全力で走りなさい。別のところに行きたければその2倍の速さで走りなさい」と言います。
"Now, here, you see, it takes all the running you can do, to keep in the same place."
"If you want to get somewhere else, you must run at least twice as fast as that!"
この文句は進化生物学では有名で、「赤の女王仮説」と言うそうです。
いろいろな解釈があるそうです。興味のあるひとはググってみて下さい。
しかし、一般的には、この赤の女王の言うことは、我々現代人全てに共通することのように感じます。 つまり、現代社会に生き残るためには全力で頑張らなければならない。 他人より一歩リードするには2倍頑張らなければならない!
受験、スポーツ、資格、ビジネス、研究、どれにも共通する。
次世代シーケンサーの分野もそうです。
変化がとにかく速いので、追いつくにも大変です。
「ショートリードの憂鬱」に書かれていることはもう古い! 参考にしてはダメです(笑)
できるだけ新鮮な情報を、その都度得ていないといけません。
NGS現場の会とか、たくさんの知が集まるところや、もっと小さいグループ単位での勉強会も必要でしょう。
話は変わりますが、1月からPacBio本社がブログを始めています。
会社のブログなので、「Pacすごいぜ」的な話ばかりです。
http://blog.pacificbiosciences.com/
もちろん英語ですが、内容はプレスリリース的なことやバージョンアップの話が書いてありました。
最新の情報はここでも得られるでしょう。
しかし、あくまで会社のブログということを心に留めておいてください。
私のブログは個人のブログです。ですので、一部、PacBioブログと見解が異なることもあるでしょう。
「わずか1ヶ月で1,600ページビューあった!」と現場では喜んでいるそうですが、まだまだ。
「パックマンの挑戦は日本語なのにひと月平均1,800ページビューあるんだぞ」って言ってやりたい。(控えめな数字です)
でもPacBio本家のブログで書かれていることは、ちゃんとフォローしないといけませんね。
例えば100K Foodborne Pathogen Genome プロジェクト(http://100kgenome.vetmed.ucdavis.edu/)への参加、なんて、実はすごいことなんですが(実際Pacの株価もこのアナウンス後に上昇)、あまり日本では話題になっていませんので書いてませんでした。
UCデービス校と協力して、サルモネラ、カンピロバクター、大腸菌、といった食中毒関係のバクテリアのゲノムを片っ端から読んでいくプロジェクトで、とっかかりの1000株についてはPacBioのマシンがFDAのお墨付きを得たそうです。
バクテリアゲノムのアセンブルは得意中の得意ですからね。
また、今度、「生物情報若手の会@岡崎(3/1~3)」で喋ることになりました。
若手の皆様方に、PacBioの「すごいぜ」から「まあここはちょっと」的な話まで、できるだけ正直に話します。 営業トークは一切無しで。
まだ1ヶ月ありますが、この間でもアップデートはどんどん出てくるのでそれも、出来れば話したいですね。
お楽しみに。
登録:
投稿 (Atom)