2017年12月8日金曜日

生物遺伝資源のバックアップ施設

今年の分生、神戸の展示会場をうろついていたら、「生物遺伝資源のバックアップ施設」を発見しました。
発見といっても私が知らなかっただけで、5年前からあるみたいですが。

Interuniversity Bio-Backup Project for Basic Biology
IBBPとは、研究者が研究中の生物遺伝資源(DNAとか試料とか生き物全般)をバックアップ保管するプロジェクトだそうです。
地震や火災などで研究所の大事なサンプルが無くなってしまったら大変なので、これらを大切に保管・管理するバックアップ目的で作られたとのこと。
ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)と似ていますが、IBBPはあくまで研究途中のサンプルのバックアップが目的。秘密厳守で他者とはシェアしない。
他の研究者がアクセスできる目的のNBRPとはちょっと違うらしいです。

岡崎の基礎生物学研究所内にその施設はあり、バックアップをお願いするためにかかる費用は無料!
送料・手数料もかからないとのことです。
「知っているひとがまだまだ少ないんですよー」
とブースのひとに言われまして、ここで宣伝した次第です。

気になったひとは是非こちらから
基礎生物学研究所IBBPセンター